胸鎖関節から腕を扱う!

ロルフィング in 東京

HOME > コラム > 12.【身体】腕の付け根

ロルフィングとは?ロルフィング10シリーズムーブメント5シリーズ

ロルフィングブログ

12.【身体】腕の付け根

2013.3.7(木)

さて皆さんの腕の付け根はどこでしょうか?

骨格的に言えば腕の付け根とは鎖骨と胸骨との関節である胸鎖関節になります(のぞの下の二つの丸いでっぱりの部分)。つまり、腕とは上腕骨、肩甲骨、鎖骨までも含めた部分(以下上肢帯)です。

上肢帯は肋骨の上に乗る構造をしており、骨格としては体幹とは胸鎖関節の1点でのみ付着しています。あとは筋肉で覆われているので本来の腕、肩周りは思った以上に可能域は広いものなのです(以前、某番組で槍投げのディーン元気選手が肩甲骨を自由自在に動かして話題になりましたね)。

ところが、現代人は腕の付け根を肩の部分(肩甲上腕関節)だと認識しているのでせっかくの上肢帯の構造を上手く使いこなせていません。その為に負担がかかり肩こりや四十肩などのような不快な症状をもっている方々が多くいます。

そこで肩が胸鎖関節からついていると意識してみます。するとより身体の奥の方から腕を使いやすくなります。試しに通常肩関節と言われる部分(肩甲上腕関節)を抑えながら腕を「グルン、グルン」と大きく回してみてください。その後、胸鎖関節に触れながら同様に腕をまわして両者の違いを感じてみましょう。おそらく後者の方が腕が大きくつかえ、肩周りがゆるむのを感じたことでしょう。

ただ、この胸鎖関節を意識する方法はあくまでも初歩的なやり方です。より本質的に身体を変えることを求める場合には定期的なアプローチがかかせません。
一つのアプローチ方法はロルフィングのムーブメントの1つであるエルボー・ナッジです。
やり方はリンク先をご覧いただくとして上肢の動きが変わると肩甲骨の内側から腕が生えているように感じるようになります。更にその肩甲骨の内側のラインから腕が「だら~っ」と垂れ下がる感覚がでます(実際に力がぬけて垂れ下がります)。

この感覚がでてくると下半身も力がぬけやすくなりますし、もはや胸鎖骨関節を意識しなくとも勝手にそこから腕が使えるようになりますよ。

2015年8月28日(金)
ムーブメント5シリーズを修正・加筆しました。

2015年4月13日(月)
●コラムに45.【身体】正しい【立ち方】を追加しました。

2015年4月12日(日)
●コラムに44.【身体】脱力と体軸を追加しました。

2014年1月31日(金)
ダンサーの為のロルフィングページを追加しました。

2014年1月25日(土)
●コラムに43.【解剖】肩甲骨と前鋸筋を追加しました。

2013年11月3日(日)
●コラムに42.【解剖】骨盤・仙腸関節の動きを追加しました。

2013年9月17日(火)
●おススメ本に13.『ホンダ イノベーションの神髄』を追加しました。

2013年9月16日(月)
●コラムに41.身体のゆがみ:O脚のメカニズムを追加しました。