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ロルフィングブログ

15.【ムーブメント】下げ振りエクササイズ

2013.3.11(月)

今回は「下げ振り」というツールを利用して「重力方向」と「天上方向」を感じることにより、身体を一つにまとめるムーブメントをご紹介します。

下げ振りエクササイズ

手順

  1. 立位になります。
  2. 片手に「下げ振り」をつまみ垂らします。
  3. 「下げ振り」が自分の重心だとイメージします。
  4. 垂れている重みを感じると同時に反対の上方向の力を感じます。
  5. 上方向・下方向の感覚を徐々に伸ばしていきます。
  6. しばらくこの状態でいます。


下げ振り実物写真

ポイントはできるだけ力をぬいた状態で「下げ振り」をつまむことです。

効果としては力がぬけ(脱力)、中心軸の明確化による身体の統合です。

軸や脱力を身に着けるには2つの方向を明確に感じることが重要です。下方向だけでも、上方向だけでもうまくいきません。

腕や脚、体幹の吊られる感覚が高まるとより効果を実感できます。土台ができていれば仕事や競技の前に数分このムーブメントを行うと身体がまとまり動きやすく、よりパフォーマンスを発揮しやすい状態になります。

感覚をつかむのに多少のコツが必要かもしれませんが手軽にできるおススメムーブメントです☆


バレエでは「上体を引き上げる」という表現を度々耳にします。ただし、この表現通りにしてしまうと身体を過度に緊張させてしまうリスクが高まります。身体を緊張させてしまうと地面との接触点である足やつま先を食い込ませる感覚になってしまい身体に制限をかけてしまいますが、2方向が体感でき「吊られる」身体運動ができるようになるとただ単に地面に乗る感覚になりますし、動きは制限されません。

ただし、バレエに限らず「吊られる」という表現をしていることがその身体運動ができているという保証はありません。


僕は直接ならったことはないのですがロルフィングには「スカイフック」という頭を天上から「吊る」という考え方があります。ロルフィングでなくとも通常良い姿勢で立つ際に「頭が吊られる意識で」と言われることが多いでしょう。

ただし、これができている方はほんのわずかな人しかいません。大抵は首回りを緊張させてしまって吊られる身体運動にはなっていません。なぜならその「吊られる」という身体運動がどういうものかがわからないからです。

別のコラムでも触れていますが「吊られる」為には下方向(重み)と上方向の力を体感しなければいけません。なのでこうした「下げ振り」というなかば強制的に2つの方向を体感させてくれる道具を使うのは有効なんですね。

2015年8月28日(金)
ムーブメント5シリーズを修正・加筆しました。

2015年4月13日(月)
●コラムに45.【身体】正しい【立ち方】を追加しました。

2015年4月12日(日)
●コラムに44.【身体】脱力と体軸を追加しました。

2014年1月31日(金)
ダンサーの為のロルフィングページを追加しました。

2014年1月25日(土)
●コラムに43.【解剖】肩甲骨と前鋸筋を追加しました。

2013年11月3日(日)
●コラムに42.【解剖】骨盤・仙腸関節の動きを追加しました。

2013年9月17日(火)
●おススメ本に13.『ホンダ イノベーションの神髄』を追加しました。

2013年9月16日(月)
●コラムに41.身体のゆがみ:O脚のメカニズムを追加しました。