【コラム】「頭や腕が重いから肩こりになる」は間違い!!

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26.【身体】「頭や腕が重いから肩こりになる」は間違い!!

2013.4.21(日)

普段は体重は気にしても、身体の各部分の重さを意識することはないと思います。

頭、腕の重さはどのくらいあるかご存知でしょうか?

調べてみますと体重に対する比率としては頭は7%、片腕は6.5%のようです。

体重が60キロの方にあてはめると

頭は4.2キロ
腕は3.9キロ


になります。もちろん体格や体型といった個人差よって誤差はでてきますがだいたいこれに近い値だと思われます。


こうしてみると頭や腕は4キロ前後(1リットル牛乳パック4個分)ありますので結構重さがありますね。

よくこうした重さを踏まえてフィットネスのインストラクターや医師が「こんな重い頭を支えて、腕をぶらさげているのだから肩周りの筋肉が疲労して肩こりになるのも当然ですね」という内容のことを話されているのを聞きます。

はたしてそうでしょうか?

元々人間の解剖学的構造通りに身体を使うことができれば頭を支えるのにそれほど筋力を必要とはしません(背骨の上に頭はありますから骨で支える構造になっています)。

また、腕は体幹からぶら下がっています。ならばそのまま垂らしてあげれば肋骨の上に腕の重さは乗り、無駄な筋力でひきあげる必要はありません。

不必要なことをしていることが肩こりの原因になっています。

上記の「頭や腕がこんなに重いから肩こりになる」という説を主張されている方自身が実は肩こりから解放されていないと想像されます。肩こりがない身体を体現していればこのようなまちがった説を唱えることはありません。それだけ「緊張のある身体」と「緊張のない身体」では身体の感覚や動きが明らかに異なり、そのような発想しようとしても思いつきません。


でも肩こり予防・改善のエクササイズを教えているインストラクターの身体がガチガチというというのはよくある例です。実際に僕は以前、運動指導の仕事をしていましたが肩こりや腰痛を訴えているスタッフがけっこうな数いましたし、資格更新の為、身体をゆるめるというエクササイズを教えるWSに参加しても残念ながらインストラクターの先生の身体が固まっているというケースがほとんどでした。


肩周りの力がぬけてくれば手作業をしても肩や肘は重力にひかれて余計な力を使う必要はありません。本来は自然落下させてあげれば良いのに肩や肘をわざわざ筋力でもちあげてしまっているのですから肩こりになるのも不思議ではありません。

手作業をしても肩や肘に腕の重さをそのままかかるようにしてあげ、肩や肘に余計な仕事はさせないようにしましょう!!


ポイントは人間の解剖学的構造に適した身体や動きを身に着けることだけです。余計なことは必要ありません。

ロルフィングはその身体になるお手伝いをします。

2015年8月28日(金)
ムーブメント5シリーズを修正・加筆しました。

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