【コラム】腰は捻るようにはできていない。

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28.【解剖】腰は捻るようにはできていない。

2013.4.29(月)

日常生活では人に呼ばれたり、車の運転でバックする際に振り向くといった身体を捻る動作をすることが多々あります。野球やゴルフなどのスポーツでは身体を捻る動作が主体となります。

こうした動作をする際に皆さんは身体のどこの部分を捻る意識で身体を動かしているでしょうか?

一般の方は「腰」(解剖学用語では腰椎)を捻る意識をもって動かれているケースが多いようです。

しかし、実は腰椎はそれほど捻じれません。




背骨は上から7個の頸椎、12個の胸椎、5個の腰椎、5個の仙骨、3~5個の尾骨で成り立っています。仙骨、尾骨はくっついており捻る(回旋)動きは起きませんのでそれ以外の頸椎、胸椎、腰椎についての可動域について整理します。

回旋の可動域は、頸椎で45~50度、胸椎で35度、腰椎で5度とされています(参考文献「カパンディ関節の生理学」)。

腰椎の可動域は5度程度です。時計の秒針1目盛りよりも小さい角度です。つまり腰椎は身体を捻るという回旋運動には適していません。

万が一腰椎で身体を「捻る」という間違った意識をもって身体を動かしつづけた場合、腰を痛めるのも全然不思議でもなんでもありませんね。


身体の負担を少なくするには身体の一部分で動くのではなく身体全体で動く意識をもつことです。たとえば頸椎、胸椎、腰椎の骨の数は全部で24個ですので、いくつかの骨だけが大きく動くのではなく24個全ての骨が少しづつ動かすというイメージです。


実際の動作では背骨だけでなく「肩甲骨」「鎖骨」そして「股関節」の動きも重要になります。ここのあたりはまた別の機会に説明できればと思います。

2015年8月28日(金)
ムーブメント5シリーズを修正・加筆しました。

2015年4月13日(月)
●コラムに45.【身体】正しい【立ち方】を追加しました。

2015年4月12日(日)
●コラムに44.【身体】脱力と体軸を追加しました。

2014年1月31日(金)
ダンサーの為のロルフィングページを追加しました。

2014年1月25日(土)
●コラムに43.【解剖】肩甲骨と前鋸筋を追加しました。

2013年11月3日(日)
●コラムに42.【解剖】骨盤・仙腸関節の動きを追加しました。

2013年9月17日(火)
●おススメ本に13.『ホンダ イノベーションの神髄』を追加しました。

2013年9月16日(月)
●コラムに41.身体のゆがみ:O脚のメカニズムを追加しました。