肩関節の抜き「ロルフィングのたちばな」

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ロルフィングブログ

3.肩関節の抜き

2013.1.30(水)

肩関節の抜き(肩のえくぼを出す)

手順

  1. 片腕を「前習え」のように身体の正面にもちあげる。
  2. 肩周りの力みが無い状態では、肩が落ちながら肩甲骨が前方にスライドする。
  3. 肩甲骨がスライドした分、腕が伸びる。
  4. 結果として「三角筋」と「鎖骨」により凹みができる(肩のえくぼ)。

この「肩関節の抜き」は高度な肩や腕の使い方の前提となる動作です。

重要なのは肩の筋肉(僧帽筋)を緊張させないこと、大胸筋で腕をコントロールしないことです。

習得の段階としては、まずは力づくでもよいのでこの動作ができるようにします。その後、できるだけ力が入らないように取組みます。

胸の筋肉にふれながら動作を行い筋肉の緊張が起きていないかをご確認ください。最終的には何気なく腕を前に持ち上げた際に僧帽筋、大胸筋ともに緊張させないことを目指します。

一般の方ではこの動作が身に着けることができると「鎖骨」、「肩甲骨」、「腕」全体で滑らかに動けるようになり、それまで肩の一部分にかかっていた負担が解消され身体の力みがなくなったり、身体を痛めにくくなります。


ダンスでは上肢の表現をする為には一般的に考えられている肩関節ではなく鎖骨と胸の関節から動かすことが必要です(書籍『音楽家ならだれでも知っておきたい「からだ」のこと』を参考)。

腕の付け根は解剖学的には鎖骨になりますが、この部位を意識して腕を扱ってもある程度の恩恵はありますが、それはあくまでも一般レベルです。パフォーマーとして表現するには身体にその動きを定着させる必要があります。「定着」とは何気ない動作でその動きを体現できることです。少しでも意識しなければできないレベルでは観客を感動させる表現は不可能といってよいでしょう。これはスローイング系の動作が含まれるスポーツも同様です。身体の本質的な動きの差はテクニックで埋めることができないほどの差となって現れます。ぜひ、より高いパフォーマンスを目指して試行錯誤してみてください。


「肩関節の抜き」の習得後、「肩甲骨と腕の連結」へと発展させていきます。

2015年8月28日(金)
ムーブメント5シリーズを修正・加筆しました。

2015年4月13日(月)
●コラムに45.【身体】正しい【立ち方】を追加しました。

2015年4月12日(日)
●コラムに44.【身体】脱力と体軸を追加しました。

2014年1月31日(金)
ダンサーの為のロルフィングページを追加しました。

2014年1月25日(土)
●コラムに43.【解剖】肩甲骨と前鋸筋を追加しました。

2013年11月3日(日)
●コラムに42.【解剖】骨盤・仙腸関節の動きを追加しました。

2013年9月17日(火)
●おススメ本に13.『ホンダ イノベーションの神髄』を追加しました。

2013年9月16日(月)
●コラムに41.身体のゆがみ:O脚のメカニズムを追加しました。